子どもが生まれてから、自分の時間は減り、生活は一変。
「自分らしさを見失った」と感じるママも少なくないのではないでしょうか。
今回は、「ママのためのつながりの場」を立ち上げ、自らも挑戦し続ける首藤さんに、“自分らしさの見つけ方”についてお話を伺いました。
プロフィール※2021年時点
- 東京都在住、30代
- 難病(SLE)を抱えながら、小学1年生の娘と旦那さんと暮らす
- 元教育業界勤務。「Kiragoodlife」主宰・taneppo運営・取材ライターとして活動
「子ども中心」の毎日で、自分を見失っていた
──育児中、「自分らしさ」を見失った経験はありましたか?

仙台に引っ越してすぐに妊娠・出産し、持病の悪化で長く自宅療養していました。
娘との時間は宝物でしたが、ふと「私は何が好きだったんだろう?」と思う瞬間がありました。
そんななか、幼稚園選びがひとつの転機に。子どもに合う環境を探すだけでなく、「自分にとっても居心地のよい場所」を選ぶ視点が、自分自身を取り戻すきっかけになりました。
「自分らしさ」って何だろう?
──ご自身の「自分らしさ」ってどんなところだと思いますか?

仙台に引っ越してすぐに妊娠・出産し、持病の悪化で長く自宅療養していました。
娘との時間は宝物でしたが、ふと「私は何が好きだったんだろう?」と思う瞬間がありました。
そんななか、幼稚園選びがひとつの転機に。子どもに合う環境を探すだけでなく、「自分にとっても居心地のよい場所」を選ぶ視点が、自分自身を取り戻すきっかけになりました。
自分らしさが出せる場所で「誰かの役に立てる」
──自分らしさが出せる場所にいると、どんな変化がありましたか?

幼稚園での役割(人形劇のリーダー、会長など)を任されるうちに、昔の自分を思い出しました。
「チームで動く」「人と関わって目標を持つ」そんな感覚に火がついたんです。
自分が活きる場所にいると、日常のリズムやテンポも良くなるし、気持ちも前向きに。
持病の体調も安定していたことに驚きました。
「ちょっとの時間」で、自分を取り戻すステップ
──育児中でも「自分らしさ」を見つけるには、何から始めたらよいでしょう?

幼稚園での役割(人形劇のリーダー、会長など)を任されるうちに、昔の自分を思い出しました。
「チームで動く」「人と関わって目標を持つ」そんな感覚に火がついたんです。
自分が活きる場所にいると、日常のリズムやテンポも良くなるし、気持ちも前向きに。
持病の体調も安定していたことに驚きました。
ママの“つながり”の場をつくる原動力
──taneppoをはじめたきっかけを教えてください。

幼稚園での役割(人形劇のリーダー、会長など)を任されるうちに、昔の自分を思い出しました。
「チームで動く」「人と関わって目標を持つ」そんな感覚に火がついたんです。
自分が活きる場所にいると、日常のリズムやテンポも良くなるし、気持ちも前向きに。
持病の体調も安定していたことに驚きました。
活動を支えるロールモデルの存在
──行動のきっかけになったロールモデルはいますか?

幼稚園での役割(人形劇のリーダー、会長など)を任されるうちに、昔の自分を思い出しました。
「チームで動く」「人と関わって目標を持つ」そんな感覚に火がついたんです。
自分が活きる場所にいると、日常のリズムやテンポも良くなるし、気持ちも前向きに。
持病の体調も安定していたことに驚きました。
「上から目線」じゃない、“一緒に子育てする仲間”として
──活動の中で大切にしている想いは何ですか?

私はあくまでも「先生」ではなく、一緒に子育てするママという立場を大切にしています。
子どもと楽しめるプログラムを、ママも一緒に。ママが笑えば、子どもも自然とリラックスします。
オンラインイベントでも「気づき」と「刺激」を
──オンライン教室でも工夫されていることは?

私はあくまでも「先生」ではなく、一緒に子育てするママという立場を大切にしています。
子どもと楽しめるプログラムを、ママも一緒に。ママが笑えば、子どもも自然とリラックスします。
首藤さんのこれから
──今後、どんな活動を広げていきたいですか?

個人で始めた活動ですが、今後は志を共にする仲間と、より多くのママ・子どもたちに寄り添っていきたいです。
首藤さんからママたちへのメッセージ
──最後に、チャレンジしたいママに向けてお願いします。

子どもは「やりたいこと」にまっすぐ飛び込んでいきますよね。
でも大人は「これは無理」と自分にブレーキをかけがち。
“want to(やりたいこと)”に正直になっていいんです。
イキイキしているママを、子どもはきっと嬉しそうに見てくれます。
やりたいことに挑戦して、エネルギーが循環する家庭を作っていきましょう。
一緒に、どんどんチャレンジしていきましょうね。
編集後記:ママである前に「ひとりの自分」として
「子どものため」ばかりに時間を使ってしまいがちな毎日。
でも、少し立ち止まって、自分の“好き”や“得意”を思い出してみませんか?
「どこで活躍するか」は、自分次第。
首藤さんのように、自分らしさを起点にした行動は、誰かの支えにもなります。
ぜひ一歩踏み出して、自分だけの居場所を見つけてみてください。
ママが「自分らしさ」を見失う背景とは
妊娠・出産・育児をきっかけに、働き方やライフスタイルが大きく変わる女性は少なくありません。その中で、「自分らしさを見失った」と感じる声が多く聞かれます。
「子ども中心の生活になり、自分の時間や考える余裕がなくなった」
「社会と切り離された感覚が強い」
内閣府「子育てと仕事の両立に関する調査」(令和4年度)では、以下のような結果が出ています。
■ 子育て中の女性が抱える不安(複数回答)
不安の内容 | 回答割合 |
---|---|
自分のキャリアが止まることへの不安 | 56.4% |
社会との接点が減ること | 48.2% |
一人で子育てを抱えてしまう不安 | 45.7% |
「自分らしさ」を見つめ直すことの効果
育児中でも自分らしさを見つけ直すことで、自己肯定感や幸福度の向上に繋がることが各種調査で報告されています。
「子どもにとっても、イキイキしたママの姿を見せることは良い影響になる」
「自分の“好き”を大切にすることで家庭内の雰囲気も良くなる」
■ 育児中に「自分時間」を持っているママの幸福度
自分の時間がある | 幸福度(5段階評価) |
---|---|
ある | 4.1 |
ない | 2.8 |
出典:某子育て支援NPOによる「育児と自己実現に関するアンケート(2023年)」より
ママが「活躍の場」を持つ意味
家庭外に「居場所」や「活躍の場」があることで、ママ自身の心身の健康にも好影響を与えるという声も多く聞かれます。
「自分の役割を再認識できることで、自信を取り戻せた」
「子どもだけでなく、自分も成長できていると実感した」
こうした場は、地域のコミュニティ、子育てサロン、ボランティア、オンラインイベントなど多様な形で存在しています。
自分らしさを再発見する一歩として、「自分の好きなこと」「得意なこと」に目を向けてみることが大切です。