Vol.7 里帰りなし＆帝王切開後のワンオペ育児｜リアルな体験談と乗り切り方

「里帰りなしで後悔する？」「帝王切開後にワンオペってどう乗り越えた？」

今、コロナ禍や実家の事情で里帰りしないママが増えています。でも、特に帝王切開後のワンオペ育児は想像以上に体力・気力ともにハードです。

今回は、里帰りなし＋帝王切開＋ワンオペ育児を経験したふじもとさんにリアルな体験談を伺いました。

実家が遠方で親も高齢だったため、「里帰りしても逆に負担をかけてしまうかも」と思い、夫婦で話し合って里帰りなし出産に決めました。

「夫が仕事で不在のときに破水したら？」「高齢出産だし回復が遅くてワンオペは無理かも…」

不安でいっぱいでしたが、お腹の胎動を感じるたびに「絶対に育てていくぞ！」と気持ちを切り替えました。

我が家は夫が家事が得意だったので、
✔️ お弁当は各自
✔️ ゴミ出しや買い物は夫
という感じで、きっちり役割を決めすぎずに進めました。

話し合ってよかったのは「無理なら宅配や家事代行を使おう」と選択肢を用意しておけたことです。

予定日を過ぎても兆候がなく、検査で「児頭骨盤不適合」と診断されました。
夜中に陣痛が来ましたが、赤ちゃんの頭が骨盤を通れず、緊急帝王切開に。
「安全のため」と自分に言い聞かせて手術に臨みました。

切った傷がズキズキ痛む中、1時間おきの授乳で寝不足。
退院後も哺乳瓶拒否で混合できず、24時間密着のワンオペ母乳育児は本当にきつかったです。

退院後3か月は夫がほぼ家事を担当してくれました。
作り置きや、朝に時短調理をしておくなどの準備が功を奏しました。
首がすわってからはスリングで抱っこしながら家事も。

私はLINEで友達や先輩ママに泣き言を言いまくってました！（笑）

完全母乳でお酒は飲めなかったので、マックでのコーヒー1杯が唯一の癒し。
赤ちゃんが寝てくれている間のコーヒーは、何よりのご褒美タイムでした。

「帝王切開も里帰りなしもワンオペも本当に大変です。
でも『全部自分でやらなきゃ』と思わなくて大丈夫。
家族、友達、宅配や代行…使えるものは全部使って、心と体を守ってください！」

実際に帝王切開で出産したママたちにアンケートを取った結果、最も多かったのは「傷の痛み」や「授乳のしにくさ」でした。

帝王切開の回復は思った以上に時間がかかります。準備とサポート体制を整えておくことが大切です。